独り言日記です。のんびり気ままに想ったこと書き綴ります。
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追憶のMHOC
2004年の夏、イギリス。
イングランド地方のウースター州にある小さな町に、
世界18ヶ国から約50人の若者が集まった。

町の名は、マルヴァーン。
愛すべきマルヴァーン・ヒルズ。

町の西はずれにあるアウトドア・センターで、
若者たちはボランティア活動に従事し、未体験のアウトドアに挑戦し、
友達を作り、パブで乾杯し、国際交流を楽しんだ。

あっとゆーまの3週間だった。

そこで出会ったラトヴィア人のI(♀)とドイツ人のK(♂)は、恋に落ちた。
「恋に落ちる=fall in love」ってまさにこのこと。
落ちるときは落ちるんだよ、誰でも何処でもいつでも。

誰もが羨むような、美男美女のお似合いのカップルだった。

一緒に過ごせる時間は限られている。
プログラムの終了まであと何日・・・日に日に迫るタイムリミット。
恋人たちは皆、寝る間を惜しむように寄り添っていたね。

「ひと夏の恋」
これがもっとも相応しく、ロマンチックな表現だと思う。
情熱的、且つ、刹那的。
みんなまだ若いし、非日常的だし、期限付きだと燃えるし。

それぞれがそれぞれの国に帰り、元の生活の中に戻ると、
恋人たちの心はちょっとずつ離れ始めてしまった。
みんなまだ若いし、日常の真っ只中で、再会も定かでなく。
彼曰く、"Loin des yeux, loin du cœur"?
18,000kmの距離は容易じゃない。

そんな中、唯一順調に交際が続いていたのがIとKの2人。
2,000kmという距離や、ヨーロッパ人同士である2人が、
心底羨ましいと思った。

2005年の春、Iはついにドイツに行くことを決めた。
Kと一緒に暮らすために、大学をやめ、弁護士になる道を閉ざし、
家族も友達もおいて単身で外国に渡り、仕事を始めた。
すべてはIとKの2人の生活のために。

もう完敗です、2人には。
わたしには絶対に無理よー、真似できない。
見せつけてくれたね、愛の力ってやつを。

2006年の春に、わたしがドイツのIを訪ねたときも、
2人の愛は順調に、むしろそれ以上に熱く深く続いていた。
スケジュールが合わなくてKには会う時間がなかったけど、
久しぶりに会うIからは幸せのハートマークがふわふわと、
ノロケ話とともに湧いてくるようだった。
いろんな意味、この子には敵わないなーと思った。

2人は、あの夏マルヴァーンに集まった若者たちの「希望」だと思った。
「ひと夏の恋」で終わらせない、「本物の恋」を証明してくれ、って。

その2人が、今月ついに結婚する!
4年越しの恋がついにハッピーエンドになるわけだ。
もちろん結婚がゴールじゃないし、すべてでもないけど。

思いやりと努力を絶やさずに、是非幸せな家庭を築いてね。
結婚式に参列できないのが残念でならないけど。
本当におめでとう!心の底からおめでとう!って思うよ。


わたしは、あの夏に、自分の中の新しい価値観を見つけた。
自然の中で自分らしく生きること。スローライフの夢を見つけた。

毎日早起きして、身体を動かして勉強もして、
朝昼夜、栄養バランスの取れた食事をちゃんと食べて、
ってゆー基本的な生活の営みだけでなく、
毎晩、夕食後に余った時間に「今日は何しよっかー?」って考えるの。

ヨガやカポエラに挑戦してみたり、映画を観たり、パブに行ったり、
芝生に寝っ転がってただおしゃべりをしたり。

かつてない究極の「時間の無駄遣い」だった。

日本に戻ってきたら、まだ大学生だったけど、
あれをしなきゃ、これをしなきゃ、やらなければならないことばかり。
のんびり自分らしく生きたいって思ってたけど、
バセドウ病が発症してそれどころではなくなってしまった。

日本の就活戦争を勝ち抜くためには、
自分に鞭打ってスローライフへの憧れを封印するしかなかった。
いつか解き放つために、一時的に。

けど今では封印したことすらすっかり忘れてしまっているような気がする。
忙しくて時間なくて、心も身体も余裕なくて、人との関係も希薄になっている。
自分のことばっか考えてて、人に優しくできていない。

今の仕事を辞める気はまだないけど、
明確なビジョンを持って働いてるわけでもない。
厳しい社会人生活に鍛えられて強くなったつもりでも、
実は全然成長してないのかも、人間的に。

なーんかうまくいかない。あれもこれも。
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